FLAMをインボイスに対応させるための設定方法は以下となります。
1. 得意先・仕入先の税計算設定が「明細単位」になっていないか
- インボイスに対応した税計算方法は、「伝票単位」「請求時 or 支払時」のみとなります。
- そのため、「明細単位」となっていた場合は、得意先・仕入先様にご相談の上で、上記いずれかの 税計算単位 に変更する必要がございます。
- 税計算単位詳細については、得意先(仕入先)登録画面 > 税計算単位 の「!」をクリックされますと確認可能です。
- なお、「得意先」や「仕入先」といった環境設定は、データダウンロードとアップロードにより一括して変更する事が可能です。詳細は、環境設定を一括して変更したい をご参照ください。
※税計算単位を変更する場合は"税計算単位"の列を以下値に変更します。
伝票単位:1
請求時(支払時):2
2. 同じ税率が複数有効になっていないか
- 税率一覧画面にて、同じ税率「8%(軽減税率)」と「8%」が有効となっていないかをご確認ください。
- 上記どちらも有効になっていた場合、「8%」の税率集計結果が2つ存在することになるため、どちらかを利用停止にしていただく必要があります。
手順は以下の通りです。
1. メインメニュー の 環境設定 > 税率設定 をクリックします。
2. 税率一覧画面 にて、税率名「8%(軽減税率)」と「8%」の状態が空白(有効)となっていないかをご確認ください。
3. 上記どちらも有効となっていた場合は、どちらかの税率名をクリックし、税率登録画面にて「使用停止」にチェックして保存します。
3. 会計連携時の設定
- FLAMからダウンロードした会計データの「消費税」を、会計ソフトと一致させるために「伝票単位税計算方式で連携する」設定する必要があります。
手順は以下の通りです。
1. メインメニュー の 環境設定 > システム設定 をクリックします。
2. システム設定画面 の ダウンロードタブ > 会計連携 > 消費税の集計方法「伝票単位税計算方式で連携する」にチェックします。
3. 画面上部、保存 をクリックします。 - 上記設定時は、勘定科目ごとの消費税再計算を行わずに、伝票の消費税をそのまま集計して出力します。
- すべての伝票の税計算単位が「伝票単位」であれば、売掛/買掛で管理する消費税額と会計データダウンロードの消費税額が一致します。
4. 未来の伝票における税計算設定
- 2023年10月1日以降の伝票日付で「明細単位」の伝票がある場合は、「伝票単位」「請求時 or 支払時」「請求時(得意先ごと) or 支払時(仕入先ごと)」に変更してください。
- 1. でご案内いたしました通り、伝票の税計算が「明細単位」の場合、インボイスとは認められないためです。
- なお、得意先(仕入先)の「税計算単位」を変更されましても、登録済伝票には反映されないため、別途手動にて伝票の更新作業を行う必要があります。
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