flamでは商品の適用消費税率を日付でコントロールしています。
※設定方法は商品ページ参照
画像のように設定した商品の場合、見積であれば、見積日を2019/09/30以前の日付で作成した場合は8%、2019/10/01以降の日付で作成した場合は10%の消費税が適用された伝票が作成されます。
しかしながら
「見積日は2019年8月だが、受注予定は11月なので今10%の伝票を作成したい」
「9月に受注した伝票に10%適用分の差額明細を追加したい」
等のご要望があるのも事実です。
これらの要望にお応えすべくサポートした機能が以下の「消費税直接修正機能」と「消費税明細行追加機能」となります。
商品明細の消費税額を直接修正する方法
明細行ごとの消費税額を直接手入力により修正します。
■ 操作手順
- 税計算単位を「直接入力」に変更します。
- 商品明細の消費税額を修正入力します。
■ 補足
- 初期表示時、税計算単位は得意先(仕入先)の設定情報が表示されています。
- 税計算単位を「直接入力」以外を選択した場合、税額の修正はできません。
- 税計算単位を「直接入力」以外に変更した場合、変更後の税計算方法で再計算されます。
明細単位…商品1単位に対して、消費税が再計算され、明細消費税に表示されます。
伝票単位…伝票の合計金額に対して、消費税が計算され、伝票消費税に表示されます。
請求時(支払時)…請求書(支払明細書)の合計金額に対して消費税が計算されます。伝票には表示されません。
消費税額を明細行に追加する方法
消費税額の明細行を追加登録します。
■ 操作手順
- 税計算単位を「明細単位」「伝票単位」「直接入力」のどれかに変更します。
- 明細区分を「消費税」に変更します。
- 消費税額を入力します。
- 税率を選択します。
■ 補足
- 税計算単位が「請求(支払)時」「得意先(仕入先)毎」の場合、消費税明細行を追加することはできません。
- 以下のような場合は、警告メッセージが表示されます。
- 税計算単位を「直接入力」以外に変更した場合、変更後の税計算方法で再計算されます。
- 税区分を「内税」に変更した場合
- 税計算を「請求時」「得意先毎」に変更した場合
「いいえ」を選択した場合、変更前に戻ります。(消費税明細行は残ります)
「はい」を選択した場合、消費税明細行が削除されます。
明細区分が消費税である伝票明細行は伝票(見積書、納品書など)には出力されません。
・各台帳には消費税明細が出力されます。
伝票コピー時の消費税計算について
伝票コピー時、「締切区分」「税区分」「消費税計算方法」の値は、コピー元(複写元)伝票の値がそのままコピー(複写)されます。
税率設定について
税率設定は、メインメニューより 環境設定 > 税率設定 から確認、編集することができます。
※詳細な設定方法は税率設定ページ参照
2020年2月13日改正
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