ExcelでCSVファイルをダブルクリックから開いてしまうと、郵便番号や電話番号のようなゼロから始まる数値の先頭ゼロが削除されたり、データが文字化けしたりしてしまいます。
このような場合、以下の手順でCSVのデータをそのままで開くことができます。
操作手順
- Excelを起動し、データ > テキストファイル を選択します。
※縮小され下記のように表示される場合があります。
(データ > 外部データの取り込み > テキストファイル) - ファイルを指定し、インポートをクリックします。
- テキスト ファイル ウィザードが起動します。「1/3」
「コンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」を選択
※MacOSの場合、「元のファイル」で「Japanese(Mac OS)」を選択することで文字化けが解消されます。 - テキスト ファイル ウィザード「2/3」
区切り文字は「コンマ」を選択 - テキスト ファイル ウィザード「3/3」
列のデータ形式をすべて「文字列」に変更します。
データのプレビューで「G/標準」に指定されている列が「文字列」に変換されている事を確認してください。※「文字列」以外のまま開くと先頭ゼロが削除されて表示されます。
- データのインポート
既存のワークシートに開く場合、開始セルを選択します。
新しいワークシートに開く場合、新しいシートを選択します。 - 先頭ゼロが削除されず、問題なく開く事ができます。
【テキストウィザードが起動しない場合は?】
テキストウィザードが表示されない場合は、Excel基本設定の変更を行います。
(ExcelのバージョンやOfficeのアップデートで表示されないことがあります。)
設定は一度行うのみで問題ありません。以降、設定が有効となります。
- 「ファイルタブ」を選択する
- 「オプション」をクリックする
- Excelのオプションダイアログボックスが表示される
- 左側の一覧から「データ」を選択する
- 右側の一覧から「レガシーインポートウィザードの表示」の「テキストから(レガシ)」のチェックをオンにする
- 「OK」をクリックする
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