1. 概要
他社システムからダウンロードして加工したデータやExcelから作成したCSVを読み込み、受払伝票として登録することができます。
2. ファイル形式
- ファイルはCSV形式(カンマ区切り、ダブルクオーテーションあり)、XLSX(Excel)形式で作成してください。
- CSV形式サンプルデータ、XLSX(Excel)形式サンプルデータを公開しております。データ作成時の参考としてご利用下さい。
- サンプルデータの使い方は「FAQ サンプルデータの入力方法」をご確認下さい。
3. データ列の設定方法
項目名 | 必須 | 形式 | 文字数 | 説明 | ||||||||||
伝票まとめ番号 | ○ | 半角英数 | 8 | ・同じ伝票であることを識別するための一意な値を指定します。 ・直前の行と同じ番号が連続している場合、まとめて1つの伝票として作成されます。 ・「受払日」~「社内メモ」列については先頭レコードの値が使用され、2行目以降の値は無視されます。 (例)
・3番目、4番目のレコードはそれぞれ直前のレコードと番号が異なるため、直前の伝票とは別伝票として取り込みが行われます。 よって、本例では3つの伝票が作成されることになります。 ※受払番号はアップロード時に自動付番されます。 (受払番号を付番する番号ではありません。) |
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受払日 | ○ | ・有効な形式は次のとおりです。
|
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取引区分 コード |
○ | ・有効な取引区分コードは以下の通りです。 410:入庫 420:製造入庫 495:棚卸入庫 510:倉庫間移動 511:出庫 530:材料消費 595:棚卸出庫 491:在庫数量調整増 400:初期設定 ・存在しない取引区分コードが指定された場合はエラーとなります。 |
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取引区分名 | - | アップロード対象外 | ||||||||||||
物件番号 | 半角英数 |
20
|
登録されていない物件番号が指定された場合はエラーとなります。 | |||||||||||
物件名 | 半角全角 混合可 |
40
|
省略時は物件番号列で指定された物件の名称が自動設定されます。 | |||||||||||
倉庫コード | ○ | 半角英数 記号 |
15
|
登録されていない倉庫コードが指定された場合はエラーとなります。 | ||||||||||
倉庫名 | - | アップロード対象外 | ||||||||||||
相手先コード | ● | 半角英数 記号 |
15 | ・取引区分に「倉庫間移動」が指定された場合は必須となります。 ・出庫先となる相手先の倉庫コードをここで指定します。 ・登録されていない倉庫コードが指定された場合はエラーとなります。 ・正常にアップロードされた場合は、ここで指定された相手先を倉庫とする倉庫間移動(自動作成)伝票が作成されます。 |
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相手先名 | - | アップロード対象外 | ||||||||||||
仕向先コード | 半角英数 記号 |
15 | 登録されていない仕向先コード(得意先コード)が指定された場合はエラーとなります。 | |||||||||||
仕向先名 | - | アップロード対象外 | ||||||||||||
金額端数処理 | 半角数字 | 1 | ・有効な値は次のとおりです。 0:切り捨て 1:切り上げ 2:四捨五入 ・省略時は倉庫の金額端数処理が自動で設定されます。 |
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金額端数処理名 | - | アップロード対象外 | ||||||||||||
未使用 | ||||||||||||||
担当者ID | 半角数字 | 登録されていない担当者IDが指定された場合はエラーとなります。 | ||||||||||||
担当者名 | アップロード対象外 | |||||||||||||
備考 | 半角全角 混合可 |
100 | ||||||||||||
合計 | アップロード対象外 | |||||||||||||
社内メモ | 半角全角 混合可 |
1,000 | ||||||||||||
明細番号 | アップロード対象外 | |||||||||||||
明細区分 | ○ | 半角数字 | 1 | ・有効な明細区分コードは以下の通りです。 0:通常 1:摘要 ・存在しない明細区分コードが指定された場合はエラーとなります。 |
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明細区分名 | アップロード対象外 | |||||||||||||
商品コード | ● | 半角英数 記号 |
15 |
・登録されていない商品コードが指定された場合はエラーとなります。 ※明細区分が"0"(通常)の場合、必須となります。 |
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内訳コード1 | 半角英数 記号 |
15 | 登録されていない内訳コード1が指定された場合はエラーとなります。 | |||||||||||
内訳コード2 | 半角英数 記号 |
15 | 登録されていない内訳コード2が指定された場合はエラーとなります。 | |||||||||||
商品名 | ● | 半角全角 混合可 |
50 |
・省略時は商品コード列で指定された商品の名称が自動設定されます。 ※明細区分が"1"(摘要)の場合、商品名もしくは商品コードが必須となります。 |
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仕様・規格 | 半角全角 混合可 |
40 | 省略時は商品コード列で指定された商品の 仕様・規格 が自動設定されます。 | |||||||||||
入数 | 半角数字 | 整数6桁 小数4桁
|
省略時は商品コード列で指定された商品の入数が自動設定されます。 | |||||||||||
梱数 | 半角数字 | 整数6桁 | 小数点以下は削除されます。 | |||||||||||
単価 | 半角数字 | 整数10桁 小数4桁 |
・省略時は商品コード列で指定された商品の原価が自動設定されます。 ・商品マスタに登録されている原価の小数桁数を超える小数点以下の値は取り込み時に切り捨てられます。 ・明細区分が"1"(摘要)の場合、ここで指定した値は削除されます。 |
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数量 | 半角数字 | 整数6桁 小数4桁 |
・商品マスタに登録されている数量の小数桁数を超える小数点以下の値は取り込み時に切り捨てられます。 ・明細区分が"1"(摘要)の場合、ここで指定した値は削除されます。 |
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単位 | 半角全角 混合可 |
・省略時は商品コード列で指定された商品の単位が自動設定されます。 ・明細区分が"1"(摘要)の場合、ここで指定した値は削除されます。 |
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明細金額 | 半角数字 | 整数10桁 |
・明細区分が"1"(摘要)の場合、ここで指定した値は削除されます。 ・省略時は"単価"×"数量"で金額が自動設定されます。 |
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明細倉庫ID | 半角英数 記号 |
15 | 登録されていない倉庫コードが指定された場合はエラーとなります。 | |||||||||||
明細倉庫名 | - | アップロード対象外 | ||||||||||||
数量の小数桁数 | - | アップロード対象外 | ||||||||||||
単価の小数桁数 | - | アップロード対象外 | ||||||||||||
件名 | 半角全角 混在可 |
40 | ||||||||||||
納入先 コード |
半角英数 記号 |
15 | 登録されていない納入先コードが指定された場合はエラーとなります。 | |||||||||||
納入先名 | 半角全角 混在可 |
40 | 省略時は納入先コード列で指定された納入先の名称が自動設定されます。 |
形式 | 例 |
YYYY/MM/DD | 2015/01/01 |
YYYY-MM-DD | 2015-01-01 |
4. 操作手順
- 受払メニューの「その他」アイコンから表示された「受払伝票アップロード」をクリックします。
※メインメニュー > アップロード > 受払伝票アップロードからも表示可能です
- アップロードファイルを選択します。
アップロード時の指定
アップロードファイルの1行目が項目名(タイトル)の場合、「先頭行をスキップする」をチェックします。
データ列の値省略時に自動設定する場合、「単価省略時は自動で設定する」をチェックします。
データ列の単価、数量列から金額を再計算する場合、「単価×数量を再計算する」をチェックします。
保存ボタンをクリックすると次の画面に移動します。
- アップロードファイルの内容が表示されます。
この内容でよければ、保存ボタンをクリックしてください。登録処理が開始されます。 - すべての登録処理が正常終了した場合、作成された受払伝票の一覧が表示されます。
以上で、アップロード処理は完了です。
5. エラーが表示された場合
- アップロードファイルの先頭行が項目名の場合「先頭行をスキップする」にチェックして処理を実行して下さい。
- Excelでファイルを作成する際、先頭が"0"(ゼロ)から始まるコードを編集すると、この"0"が消えてしまう場合があります。編集方法については「ExcelでCSVファイルを開く」をご参照下さい。
- 各値の前後には「"」(ダブルクォーテーション)が必要です。
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